中学二年 数学その3 ~一次関数~

か、か、か、関数だニャ~。一次関数だニャ。

関数だニャ。解説頼むニャ~。

一次関数とは次数が一の関数だニャ。解説終わり。

おい!ちょっと待つニャ。何の解説にもなってないニャ。

ま、まあ一応定義も言っとかないとだニャ。ちゃんと解説するから安心するニャ。

頼むニャ。

凄く大雑把に言うと中学一年の時に比例とか言うのやったと思うニャ。アレをちょびっとだけ複雑にした感じの奴だニャ。比例の重要な所は覚えているかニャ?

えーと、確か3つあった気がするニャ。

そうだニャ。
1,式の基本形を覚える事
2,上がx、下がyの表を書くこと
3,2の表を参考にグラフを書くこと
だニャ。ぶっちゃけこれとほとんど一緒だニャ。

ふーん。でも、問題見てる限り凄く複雑そうニャんですけど。

それは出題者からすれば一次関数の分野は色々と工夫した問題が出しやすいからニャ。限られたヒントから目的の一次関数を求めるがテーマだと思うニャ。こういう色んな工夫をして性質を見つけるのを数学では解析ってのに分類されるニャ。

解析・・・
なんかカッコいいニャ。

数学のすっごく大きな括りで代数、解析、幾何ってあるんだけど中学高校で習う単元はこのどれかに属するニャ。中学のうちは別に良いと思うけど、高校では意識するといいかもしれないニャ。

ふーん。そうニャのね。で、話ズレてるけど一次関数の話をするニャ。

おっと。うっかりだニャ。では気を取り直して。
比例で重要だった3つの要素に加えて3つが追加される感じだニャ。
1,xの値が1増えるとyの値がいくつ増えるかっていう傾きの概念
2,異なる2点を結んだ線は一通りしか引けないってコト
3,変域の存在

ふむふむ。なんか6個もルールあると覚えるの大変だニャ。

まあこの辺も慣れたら普通に省略できるのや当たり前すぎるのも多いから思ってるほど大変じゃないニャ。ぶっちゃけ慣れたら式だけでもいいニャ。

実はあんまり大変な分野じゃなかったりする?

定番の一行ぐらいで書かれてる問題についてはそうだニャ。ただこの分野はやけに嫌われている動く点Pとか途中で傾きが変わる線みたいに複雑な問題が作りやすいってコトだニャ。

それ嫌いニャ。

これについての解決策は
1,表書いてグラフ書く
2,それぞれの線をy軸に当たるまで薄く延長してみる
3,延長した線の式を求める、太い部分はxの変域
って大体この概念を知ってれば大体の問題は解けるはずだニャ。

ここは個別に聞きたいニャ。

正直ここは個別に教えたいところでもあるニャ。

分らなかったら聞きに行くニャ。とりあえず頑張るニャ。

頑張るニャ。