中学三年 数学その2 ~平方根~

平方根だニャ。

平方根だニャ。平方根って何かニャ?

2乗が関係する奴だニャ。9の平方根が±3,4の平方根が±2みたいな奴ニャ。

あー。なんか同じ数かけるとある数になる奴だニャ。でも、だから何ニャの? わざわざそんな変ないい方しなくて良くない?

よくないニャ。実はこの分野は本来の意味の数学らしさのある分野だと感じるニャ。

は?

よーく考えてみるといいニャ。今までの数学って結構何となくで扱ってきてたと思うニャ。そういうのちゃんと定義しましょうがこの分野の隠れたテーマだと思うニャ。無理数、
有理数、分数、整数もここで学ぶニャ。

別に分かればよくニャい?

悪いとまでは言わないけど、学問としてはダメだニャ。問題が解けるだけってのでも受験って意味ではそこまで困らないと思うニャ。でも、将来数学に関わる仕事をしたい人にはしっかりと考えてほしい分野だニャ。

まあ、分かったニャ。とりあえず、ここでは問題が解けるだけの解説をしてほしいニャ。

ここのポイントはずばり素因数分解と有理化だニャ。それと多項式のところでやった内容をそのまま使えれば大丈夫だニャ。文字式じゃなくて√になってるだけだニャ。

一つ一つ見れば別に難しいことはやってない気がするニャ。でも有理化だけはちょっと意味が分かりずらいニャ。

それも別に難しく考える必要ないニャ。ただ単に分母に√があると物凄く分かりずらいから分母分子に同じ数かけて分母を簡単な数にしましょうってだけニャ。約分と考え方的にはほとんど一緒ニャ。

あーなるほど。

あと、発展問題で√20の整数部分をα、小数点部分をbとしてみたいな問題出ることもあるけど。これもパターンとして覚えちゃっていいニャ。√20の整数部分なんて4だし、小数点部分は√20から4引けばいいだけニャ。冷静に考えてそのまんま解けば特に難しい分野ではないニャ。難しいって感じたら大体多項式の分野で詰まってる事が多いって感じるニャ。

問題解けなかったら多項式やれって事?

そうだニャ。新しい考えは解説文的にも2か3行くらいだと思うニャ。それよりも多項式で計算式のいじくりがおかしい事の方が多いニャ。

頑張ってみますニャ。

頑張ってくださいニャ。