中学二年 数学その2 ~連立方程式~ 勉強のコツ

数学の時間だニャ。連立方程式だニャ。

よろしく頼むニャ。連立方程式だニャ。

そうだニャ。で、連立方程式って何かわかるニャ?

え? いや、あの。よくわかんないニャ。

中学一年の頃に方程式をやったと思うニャ。アレの親戚みたいな奴だニャ。あの時は分からない数は一つだけだったけど、中学の連立方程式は分からない数が2つあるニャ。

へー。それでどんなコツがあるのニャ?

あの時は等式の性質を理解するのに釣り合った天秤をイメージしたと思うニャ。今回も同じだニャ。基本の手順を覚えて、イメージに天秤を使って視覚的に理解するニャ。今回は天秤2つになるだけだニャ。

うーん、具体例を見たいニャ。
3x+2y=7・・・①
x+3y=7・・・②
で例えてほしいニャ。

これは手順通りにやるなら
操作1、まず②の式を3倍してそこから①を引く
(3×②ー①) 7y=14 → y=2 
これをもう①の式に代入してxを求めるニャ。
3x+2×2=7 → x=1
一応②の式でも成立するか確認するニャ
1+3×2=7
みたいな手順になるニャ。
多分この過程が作業感というか何やってるか分からないと思うニャ。

そうだニャ。問題は解けるけど正直意味は分からないニャ。

ここで用意するのは
赤い球3個+白い球2個=7
赤い球1個+白い球3個=7
色はどうでも良いけど球は用意して、+と=はノートに書くニャ。右側の7については点数みたいな感じで思っておくニャ。

ふむふむ。それで?

これは赤の玉と白の玉の点数を当てるゲームとでも思っておくニャ。ゲーム攻略には天秤の性質を利用するニャ。右と左に同じ重さを載せたり除いたりしても天秤は傾かないニャ。
これを連立方程式の各操作で確認してみるニャ。

あー、確かにどの操作を取ってみても左右で同じ重さを載せたり除いたりしてるニャ。

こういう風に例えるとわかりやすさはあるけど、xやyの値が分数や負の数はどうなるの? ってなると思うニャ。多分こういう風に例える人が少ないのはそれが理由ニャ。でも、これは割り切って欲しい所だニャ。どうしても上手い例えが思い浮かばない事は普通にあるニャ。数学の世界の出来事は現実世界で説明できない事もあるニャ。でも、まあこれは頑張れば上手い例えは見つかる気もするニャ。

じゃあ頑張れニャ。

・・・。
え、えっと
ちょっと難しそうだニャ。

まあしょうがないニャ。そういうこともあるニャ。

う、うん。
あとはここの分野も式の書き方には注意するニャ。
2つの式を①、②っておいて3×②ー①みたいに書いた後計算式を書くのが良いと思うニャ。まあ、丸投げになるけど問題集の解答みたいな書き方がいいニャ。

分かったニャ。頑張るニャ。

頑張れニャ。